みなさん、こんにちは(*^▽^*)
日本は最近暑いみたいですね~
セブもここのところやけに暑いです。
マニラの方では40℃くらいになっていると聞きました。
さて、私がセブに来て4年目に入りました。
去年の6月までは、フィリピンの現地採用として働いていました。
多くの方にとって海外就職やフィリピン就職って想像がつかないのではと思います。
多分、「なんでわざわざ海外に行って働く必要があるの?」って感じですよね💦
今回は、多くの日本人の方にとっては未体験&未知の海外就職、私のセブ就職について書いてみようと思います。
ただ、これはあくまでも私の体験談ですので、フィリピンの企業がみな同じと言うわけではありません。
- 私がセブで就職した理由
- セブで働いていた会社と仕事
- フィリピンの職場の雰囲気
- フィリピン人社員の特徴
- フィリピンで働くメリット
- フィリピンで働くデメリット
- フィリピンのセブで就職してみて私はどうだったのか?
- フィリピン就職はこんな人におススメ
私がセブで就職した理由
端的に言うと、「日本で就職できなかったから」です(;^ω^)
フィリピンには日本人向けの求人があると聞いて決めました。
セブで就職するまではいろいろあったのですが長くなるので省略します。
興味があればコチラをどうぞ↓
セブで働いていた会社と仕事
私はセブに来て一度転職して、今は一応雇われの身ですがほぼフリーランスです。
最初に働いていた会社はフィリピン企業でも日系企業でもありませんでした。
外資系企業で世界各国に拠点のあるITコンサルティング企業です。
そこで私はあるプロジェクトに配属され、日本のクライアント企業の業務をアウトソーシングでしていました。
守秘義務があるので詳しくは書けませんが、イメージ的にはIT関係の事務職を請け負ってしている感じですね。
お客さんは日本人ですので、対顧客の業務は日本語ですべてしていました。
それがメイン業務で、その外に翻訳業務も担当していました。
フィリピンの職場の雰囲気
ひとことで言うと、日本に比べるとかなりゆるいです(^^;
時間にルーズ
まず、出勤時間とか退勤時間はもちろん決まっていますが、遅刻とか早く帰るもアリです。
ただ、セブは渋滞が慢性的にひどいので、遅刻が避けられない実情もあります。
私の担当業務は時間が拘束されていたので、時間は厳しかったです。
あとは、お昼の休憩も1時間と決まってはいるものの人によっては、暇だと1時間以上取っていたりします。
こちらでは、社員の誕生日を祝ったりもするのですが、そういう時にランチに出かけると2時間とか休んだりもします 笑
暇だとダラけまくる
仕事って常にいつも忙しいわけではないですよね。
時期によってはすごく暇だったりすることもありますが、日本だとダラけるってないと思うんです。
暇だったら、普段できない整理をしたり何かしら仕事を探してやるとか、本当にやることがなくても働いてるフリ?をすると思います。
ところが、こちらでは暇だとダラけまくります。
仕事中に自宅に電話したり、YouTubeを見たり、集まって雑談したりしています。
あとは、時間のかかる銀行に用事を足しに行ったり、おやつを買いに行ったりと自由です。
歌を歌う
これは暇じゃなくてもそうですね・・・
仕事しながら歌を歌っています。
ある時は、プロジェクトのパーティーの準備かなんかでギターを持って来ていたメンバーがいました。
その彼がギターを弾き始め歌っていました。
あと、オフィスを出ると食事をしたり社員が集まれるスペースがあるのですが、そこでカラオケをしていたりします。
フィリピン人社員の特徴
陽気
まあ、とにかく陽気ですね・・・
オフィスが、大体いつも賑やかというかうるさいです。
日本のように仕事はまじめにちゃんとやる!みたいなお堅い雰囲気はないです💦
いつでも何か食べている
朝食や昼食はもちろんなのですが、それ以外の時間も何か食べている人が多いです。
スナック菓子やらメンバーのお祝いのケーキ、パンデマニラのパンデサルなど。
私の所属していたプロジェクトのフィリピン人社員は、パンデサルの焼き立てを狙って買いに行っていました。
自分の仕事しかしない
これは多分日本以外の他の国でもそうかも知れません。
自分が担当している業務以外はしないですね。
私が所属していた部署も結構そこはハッキリしていて、細かく担当業務が分けられていました。
自分の仕事が終わればさっさと帰りますし、周りが忙しくしていても自分の仕事が終われば遊んでいます。
結構プライドが高い
仕事に限らずの傾向だと思いますが、フィリピン人はプライドが高いですね・・・
そこを傷つけないようにして、上手いことおだててやると仕事がうまくいきます。
フィリピンは女性の管理職が結構多いのですが、この人たちが一番扱いが難しいです。
あまり上下関係がない
これは日本でも業界や社風によるかも知れないですね。
一応、こちらでも役職はあるのですが、日本ほど上下関係が厳格ではないです。
年功序列もないです。
私の直属の上司とその上の上司もどちらも私より年下でした。
フィリピンで働くメリット
ビジネス英語の勉強ができる
フィリピンでは公用語は英語です。
現地人同士の会話は現地語を話しますが、ビジネスではメールなどの書き言葉はすべて英語です。
会社によっては、社内では会話も英語だけということもあるようです。
英語力はそんなになくても就職できる
英語がまったく分からないとなると無理ですが、他の英語圏の国のように高い英語力はなくても大丈夫です。
私の元同僚たちも日本ではまったく英語は必要ない仕事をしていました。
その後、セブ留学してある程度英語ができるようになって就職できています。
エージェントに訊いたことがあるのですがTOEICで600程度あればOKだそうです。
新卒でも就職できる
私が働いていた会社でも大学を出て日本で働いた経験がない日本人もいました。
海外就職の場合は、職務経験がいるとか即戦力が物を言う傾向が他国はあるようですが、フィリピンは必ずしもそうではないです。
若くなくても就職できる
日本だとまず年齢ではねられますが、フィリピンは年齢は重視していません。
私自身も40歳で複数の会社から内定をもらいました。
同僚でも私と同じ年代の人が複数名いました。
ただ、これは会社の方針や職種によっても違う可能性があるので絶対できるとは私も言えません。
フィリピンで働くデメリット
収入が下がる
日本とフィリピンでは物価が違うのでこれはもう仕方がないです。
ただ、マネージャーなど管理職だったり技術系の職種の場合は、日本とあまり差がない給与水準をキープできるかも知れません。
平社員だと多くの場合は下がります。
ただ、物価も下がるので貧乏暮らしになることは多くの日本人はないと思います。
お金のやりくりをうまくやれば、東京で安月給の生活より余裕もあるしお金も残ります。
ちなみに私は月給の半分以上は残せています。
日本の職場環境に戻れなくなる
こちらで働いていると職場環境がゆるいので、それに慣れると日本に戻って適応するのが難しくなるかも知れません。
キャリアアップとか経験を積むつもりで来るのであれば、こちらの職場環境に染まる前に日本に戻る方がよいと思います。
日本とフィリピンの板挟みになる
海外就職のあるあるですが、駐在員ではなく現地採用だと日本と現地の間に立って働くポジションです。
日本はなんでもキッチリしていますが、フィリピンはルーズです。
そこの調整をするのが難しかったり、人によってはストレスに感じることもあると思います。
言い方がちょっと上から目線かも知れませんが、いかにフィリピン人をおだててうまく動いてもらえるかだと思います。
フィリピンのセブで就職してみて私はどうだったのか?
結論から言うと、セブで就職して良かったと思います。
まずは単純に無職期間を長引かせずに済んだので経済的に救われました。
そして、自分が学んできた英語を活かして稼いでいる点では自己投資の回収が出来ています。
ただ、異文化、それも日本とは正反対のことが多かったり、想定外の事が起こるセブで働くのは楽ではないのも事実です。
フィリピン就職はこんな人におススメ
職務経験はないけど海外で働いてみたい
いずれ他の国で働いてみたいけどいきなりはハードルが高い
英語力はあまりないけど、英語を使って仕事をしたい
ワーホリよりもきちんとした収入が欲しい
あまりハードに働きたくない
お金よりもワークライフバランスを重視したい
日本は未だに恵まれている国なので国内にいても十分に暮らせます。
ですが、外に目を向けてみると新しい世界や可能性があったりします。
日本より海外で働くほうが良いとは言いません。
ですが、日本で働くデメリットもあることが外に出てみると分かるものです。
長い人生の中で、ほんの数年でも海外で働いてみるのも良いんじゃないのかなと思います。
国や職種によっては、日本語だけで働ける求人もあるので、それであれば言葉の問題もひとまず不要です。
日本で行き詰まったら海外に出てみるのも私はアリだと思います(*´艸`*)