これを見て下さっているみなさんはほぼ日本人だと思います。
私も言うまでもなく日本人なわけですが、これって超ラッキーです。
日本にいると全くそんなことって感じないと思います。
私も日本にいるときは全く感じませんでした。
ところが、20代でオーストラリアに住み、今はフィリピンに住んでいるわけですが、
「日本国籍」「日本人」って超ラッキーだと思います。
※私は韓国にも住んでいましたが、韓国では日本人であることはむしろ嫌な目に遭うことになることがあります。
なぜそう思うのか?
まず、「日本にいて日本語だけで何の問題もなく暮らせる」って相当幸せだと思います。
フィリピンでは、英語ができないとまともな就職はできないそうです。
小学校から英語で授業を受けます。
じゃあ、英語が全員できるでしょう・・・
ですが、実情は違います。
そもそも学校にいけない子供もたくさんいます。
タクシーに乗って出かけると道で水やフルーツなどを親と一緒に売っている小さな子ども達もたくさんみかけます。
学校に行けなければ英語ができるようになりません。
フィリピンでは、現地語だけでは生きていくのは難しいです。
次に、「信用される」です。
これは私の実体験を出します。
私は、オーストラリアでもセブでも賃貸契約をしてコンドミニアムに住んでいます。
部屋を借りるときに「あなた何人?」とか「日本人?」と訊かれます。
日本人だと答えると、「じゃあOK。いつから入居する?」みたいにすぐに借りられます。
「日本人なら信用できる」「金払いが良い」「うるさいことも言わない」
実際は必ずしもそうでない人もいると思うのですが、ありがたい「固定観念」ってありますね。
実際、私の今の部屋のオーナーさんは「あなたが日本人じゃなければ貸さなかった」と言っています。
最後に「○○日までならビザなしOKの国が多い」←要は観光ってことか・・・
これもありがたいことだと思うんですよね。
ホントこれもそのありがたみって感じないと思うんですよ。
でも、私の友達のご主人が中国人なんですが、めちゃくちゃビザが面倒だって言ってました。
どこに行くにもビザの手続きをしないといけなくて煩わしいと・・・
彼は海外出張の多い人だったので、その煩わしさったらなかったと思います。
※今はどうか分かりません。その当時の話です。
また、ずっと前に仕事の関係でパキスタン人と付き合いがあったのですが、彼らも日本のビザが下りないと言ってました。
国の信用がないとビザ問題は大変なようです。
私は海外で、日本人であることのありがたみを感じるたびに、
「これはすべてまじめに働いて国際的に信用される国にしてくれた先人のおかげだ」
って本当に感謝します。
と同時に、海外に暮らしている私たち日本人もそれを汚すような言動をしちゃいけないなって思います。