みなさん、おはようございます。
昨日3カ月に渡るコピーライティングの勉強が終わりました。
普通なら大金を積んで学ばなければならない濃い内容なのに、無料で提供して頂けて本当に感謝しかありません。
さて、フィリピンにも書店はあるのですが日本に比べるとかなり規模が小さく品揃えも悪いです。
これは私の想像でしかないのですが、本はこちらでは価格的には贅沢品です。
そのため、気軽に買えるものではないのであまり需要がないのかなと・・・
需要がないので、書店の品揃えも充実しないのではないかと思います。
書店と言いつつ半分以上は文房具売り場と言うのが実態です。
さて、そんな書店ですが、ここフィリピンでも自己啓発系やビジネス系は一番人気なのか数が多いです。
そんな中に日本の精神文化を学びましょう、という趣旨だと思われる本が並んでいました。
KAIZENという日本語は外国でも通じるキーワードだと聞いたことがありますし、見かけることもあります。
フィリピンではあまり浸透していない考え方なので、改善がもっと広まると良いのかも知れません。
ICHIGO ICHIEも日本人なら誰もが知っている考え方ですよね。
当たり前すぎてこれが学ぶべき考え方という感覚がないと思いますが、外国人からすると見習うべき考え方のようです。
IKIGAIも私達の寿命が延びて人生100年時代になってきている昨今、気になるキーワードかも知れません。
CHOWA・・・調和・・・これは私はちょっと思うことがあります💦
こういう日本独特の精神文化って英語や外国語で正確に伝えるのは実はすごく難しいのですよね。
そういう概念のない人に理解してもらうわけなので、フィーリングで理解してもらうってできないんですよ。
日本人あるあるの「ほら、なんかわかるでしょ?」はないんですよね。
これは、私もこちらに来てフィリピン人と一緒に働いてみて身を以て感じました。
これらの本のテーマは、私たち日本人にとってはごく当たり前のことなので普段から意識することってあまりない気がします。
それで、これらの本を目にして私は思うことがありました。
個々の本の内容をじっくり読んだわけではないので詳しい内容や何を伝えたいのかは分かりません。
多分どの本も、日本人が持つ素晴らしい精神文化を学んで、より良い自分になりましょうとか人生を良いものにしていきましょうということを伝えたいのだと思います。
ですが、そういう精神文化を持って日々生きている日本人みんなが本当に幸せだったりより良い人生を生きているんだろうか?と正直思ったんですよね・・・
同時に、ここに挙げた本のテーマではなくても、日本特有の精神文化があることによって逆に生きることが苦しくなったりすることもあるのではないのかな?とちょっと思いました。
私自身、日本を離れて日本では当たり前のことが当たり前ではない環境に入って、むしろ精神的に楽になったり、人生と言うと大げさですが日々の生活が良くなったということもあります。
例えば、改善って大事だし必要だとは思うんですが、正直、そこまで改善しなくても良くないかなってこともあると思うんです。
改善して商品や接客のクオリティが高くなるのは良いことですけど、過剰すぎる気が個人的にはするんです。
接客なんかは、従業員としてその改善を強要されることで余計なストレスが溜まる人もいるんじゃないでしょうか。
あとは、日本の社会は変わりつつあるけれど、やっぱり「調和」じゃなくて「同調」だと感じます。
これが、私にとっては日本が生きづらいと感じる一番の原因です。
日本の精神文化は素晴らしいんですが、それだけで幸せになれるのかと言うとそうではないと個人的には思います。
日本とか日本じゃないとか関係なく、いろいろな考え方を知って自分にとってプラスになる考え方を取り入れていければ良いなと思っています。
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