happykanapyのCebuライフ

アラフォー独身女性がフィリピンのセブからリアルな情報をお届けします!

セブのITパークのバリカタはラーメン屋だけど結局は何でもそろっている日本料理屋な気が・・・💦そして、とある教訓を得ました

みなさん、おはようございます!

ここのところ梅雨みたいに毎日のように雨が降っているセブです。

雨が降ると窓が開けられないので日によってはちょっと暑いです。

 

さてそんな中、最近私は、運動不足解消と気分転換を兼ねて毎日のように外に歩きに出かけています。

ITパークの中をぐるぐる歩くのですが、歩きながら道沿いの飲食店のメニューなんかをゆっくり見ています。

 

ITパーク内にバリカタというラーメン屋があります。

私も何度か利用したことがあります。

バリカタと言う店名からも分かるように麺が固めで、豚骨ラーメンです。

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バリカタの外観

ちなみに、フィリピンはどこでもなのかセブがそうなのか良く分からないのですが、全面ガラス張りの外観のお店が殆どです。

店内の様子が良く見えるので、利用する側からすると入りやすいですね。

 

お店の前にメニューが出ていたので、立ち止まって見てみました。

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看板メニューのラーメン各種

ラーメンはこの他にももっとたくさんの種類があります。

ここに出しているのは多分おススメメニューなんだと思います。

 

バリュー麺で240ペソ(約480円)、厳選ラーメンだと300ペソ台中盤からでやはりいいお値段です。

350ペソだとすると約700円ですが、日本とあまり大差がないんじゃないでしょうか?

この値段は、現地の感覚だと更に2倍で1,400円な感覚だと思います。

そうなるとかなり高いですね・・・

現地で給料を貰っている日本人でも、気軽にしょっちゅう食べられる価格ではないです。

 

さて、話がちょっと逸れましたね。

他のメニューも出ていたので見てみました。

ラーメンのお店なのに、むしろラーメン以外のメニューの方が多いんじゃないの?という感じです💦

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肉メニュー各種

肉のメニュー各種です。

日本の家庭で食べるようなメニューですね。

値段は、メルカド(フードマーケット)で売っている食べ物で、少し高めな食べ物と同水準です。

 

ご飯は別注文かも知れませんが、30ペソ(約60円)とかそんなもので食べられるはずなので、さほど気にする必要はないです。

 

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お弁当とラーメンセットメニュー

このセットメニューはお得ですね。

たかだか60ペソや70ペソの違いでしょ?って思われるかも知れませんが、こちらではこの値段で1食食べられるお店もあるんです。

ラーメンがミニサイズって可能性もありますが、もしそうでなければこれを頼んでふたりでひとつずつ食べるのもアリかも知れません。

 

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お弁当メニュー

アラカルトの肉メニューをお弁当にしたのかな?

からあげ、かつ丼、天ぷら、この辺は必ず押さえておかないといけない必須メニューなんでしょう。

どこの日本料理屋に行っても大抵見かけるスリートップです。

 

日本だとラーメン屋は基本ラーメン、あとはチャーハン、餃子、その他ちょっとしたサイドメニューくらいはあるでしょうか?

お店によってはラーメンしか出さないお店もあるかも知れませんね。

私はあまりラーメンは食べないので、すみません!よくわかりません💦

 

セブでは、寿司屋、ラーメン屋、お好み焼き屋など専門店であっても、結局はいろいろなメニューを置いていたりします。

日本だとこういう戦略ってあまり良くないように思うのですが、フィリピンではそういう戦略の方が良いみたいです。

 

ラーメン屋と分かって来ても、ラーメン以外ないと、ラーメンで食べたいものがなかった時に食べる物ないじゃん!ってなっちゃうからかも知れませんね。

じゃあ、他のお店行こう!とお客さんが他に流れるのを防ぐのに別のメニューが必要なんじゃないのかと勝手に想像しています。

 

あとは、寿司屋も同じく、連れが寿司を食べられない人だと他に食べられるものが何もなくなっちゃうので、無難に誰でも食べられる丼ものとか肉料理を揃えています。

 

フィリピン人は私たち日本人と違い、日本食を常食しているわけではないのでそんなにこだわりってないと思うんですね。

日本人なら寿司屋に行ってサイドメニューにあるようなラーメンってわざわざ食べないと思います。

 

でも、ラーメンの味の違いとかこだわりを知らない人は、そこって別にあまり関係ないのですよね。

ラーメンと名のついているもので、自分で作れないものならお金を出して食べる価値があるんでしょう。

 

私も経験があります。

韓国人の友達と日本料理屋に行ったことがあります。

そこで、彼はラーメンを食べたいと注文しました。

私は心の中で「ラーメンだったらラーメン屋で食べた方がおいしいのに・・・」と思いましたが言いませんでした。

 

また、別の知り合いの韓国人は、同じ店で焼きそばを注文しました。

その時も「ここに来てなんで焼きそば食べるの???」って正直思いました。

人の価値観はそれぞれ違うので、ダメってことはもちろんないです。

だから、この時も敢えて言いませんでした。

 

こんな具合に、食べ慣れていないものはそもそもそれについて知らないのでクオリティとかこだわりって関係ないんですよね。

 

私たち日本人からすると、え?って思うような事でも、現地事情に合わせた有効な戦略であればそれはそれでOKってことですよね。

 

今日の記事は、ラーメン屋だけど結局いろいろメニューがあるって話だけで終わろうと思ったのですが、長くなりました💦

まとめです。

 

この記事を書きながら、私は、とある教訓を得ました。

何だかんだ言って、商売ってやっぱりカスタマーファーストだなと。

お客さんのニーズをまず考えないといけない、と改めて感じました。

 

 

自分のこだわりを持っているのはそれはそれで大事だとは思うのですが、自分のサービスを買ってくれるお客さんのニーズもちゃんと考えないといけないですよね。

 

ビジネスでは大事な考え方で、いろいろな人が口を揃えて言っているのを聞いて分かったような気になっていたのですが、分かっていなかったなと気づきました。

 

自分のこだわりや価値観の押し付けをしたり、顧客ニーズを無視するような独りよがりにならないようにしないといけないですね。