おはようございます!
今日は晴天のセブです。
私に限らず、仕事や結婚などで海外に移住された日本人の方は世の中には多いと思います。
どこで暮らすかは、自分の生活の中ではメインの部分なわけですが、メインなだけにそこを変えるとガラリと人生が変わったりもします。
生活が変わると、それまでとは違う生活になり、出会う人も変わり、日本ではなかったチャンスが巡ってくることもあります。
私は20代でオーストラリア、30代で韓国、そして40代でセブに住んでいるわけですが、思い出してみるとそういうことが各地であったように思います。
オーストラリアでのVIPとの出会いは別の記事で書きました。
この方もかなりすごい方です。
今回は、セブでの経験について書こうと思います。
ある日突然こんな話が来た!
これはもう2年位前の話です。
当時私は、国際転職して就職した外資系のITコンサルタント企業で普通のOLとして働いていました。
そんなある日、前に同じプロジェクトだった同僚から、韓国語の通訳のバイトを探していると同じプロジェクトの子が言っている。
〇子さん(私)が韓国語ができるからどうかなと思い訊きに来たと。
一日だけの単発バイトだと言うので私は受けることにしました。
しかも、報酬もかなり頂けるとのことで断る理由はありませんでした。
どんな話なのか聞いてみると・・・
このバイトの話が私の所に来るまでに数人を経由して来たのですが、依頼者から依頼されたという方から仕事の内容を聞きました。
韓国から数名、セブの現地企業に視察に来るけれど、英語も日本語も分からないから韓国語、英語、日本語の3か国語で対応をして欲しいとのこと。
ちょっと面倒臭そうな仕事だなと思ったのですが、まあ一日だけだしいいか!と思い、報酬額の確認をして契約成立です。
日本ではまず会えない方々
事前に仕事の話は聞いていたのですが、微に入り細に入り聞いていたわけではないので、どのような方々が来られるかは分かりませんでした。
お一人は日本からの日本人の投資家?でした。
この方私より10歳ほど年上(後ほど判明しましたが、若く見える)で、仲介者によるととんでもなくお金持ちの方だと。
仲介者の方曰く、一体いくらお金を持っているか分からないと💦
さて、次は韓国からのお客様です。
お一人目は韓国で起業をされている経営者の方(A氏とします)で私と同年代の方でした。
その後、この方のビジネスパートナーのような存在のとんでもないVIPがマニラから移動されてくるとのこと。
その方は、弁護士さんとのことでした。
私たちは国内線の到着口にお迎えに行ったのですが、その弁護士さんと秘書?が現れると、A氏は恐れ入るような態度でその弁護士さんを迎え入れました。
その様子はまるで、韓国ドラマでどこかの大企業の会長を出迎える会社の幹部みたいな感じでしたね💦
さて、この弁護士さんなんですが、セブを視察した後そのままとんぼ返りでマニラに戻るとのこと。
その理由が、
夕方ドゥテルテ大統領とミーティングがあるから
(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)
えええ!ドゥテルテ大統領って大統領ですよ!(←分かってるわ!)
ドゥテルテ大統領と会えるこの弁護士さんは一体どんなVIPなんだ!!!
この弁護士さんはすごいな!!!
実はこの弁護士さんなんですが、子供の頃にアメリカに移民したそうです。
訊いてみるとアメリカに移住して既に50年とのこと。
どおりで韓国人の割にやけにフレンドリーで気さくなわけです。
韓国人と言うと、しかも弁護士、しかもお年を召した方となれば言葉使いのひとつから厳しかったりするものです。
ところが、見た目は生粋の韓国人なのに中身はアメリカ人なんですよね💦
私のようなど素人の通訳でもバカにすることもなくとてもフレンドリーに接してくれ、「僕より韓国語うまいね~」などとジョークも言ってくれるような方でした。
そして、ランチを取っている時にいろいろなお話をして下さったのですが、そこでまた驚きの話がΣ(・ω・ノ)ノ!
これね、オバマ大統領と会った時の写真なんだよ
Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!
えええ!オバマ大統領ってアメリカの元大統領ですよ!(←分かってるわ!)
オバマ大統領と会えるこの弁護士さんは一体どんなVIPなんだ!!!
写真を見るとプライベートで会っているっぽい写真でした💦
大統領と会っているような方が私のすぐ目の前にいるということが何だか信じられませんでしたね。
ふと思ったんだけど・・・
この弁護士さん、アメリカに50年も住んでいますので英語ペラッペラなんですよ。
ぶっちゃけ私要らなかったんじゃないの?って気がしました。
英語がペラペラって分かってからは、私は韓国語を話したり英語を話したりしました。
私に今回の仕事をくれた仲介者の方は英語ができる方なので、その方で用が足りた気もします。
ただ、交渉が入ってくると誤解が生じるとまずいので、韓国語通訳がいる方が良いとのことで私に依頼したそうです。
貴重な出会いとチャンスに感謝
いやー、日本にいて普通の生活をしていたら絶対ない出会いと経験だったと思います。
日本にいたら、英語も韓国語もできるひとはいくらでもいると思うので、私には回って来なかったお話だと思います。
就職も同様で、日本ならレッドオーシャンで熾烈な争いになりチャンスが回って来なくても、海外に出るとライバルがいないブルーオーシャンだったりします。
日本にいると埋もれてしまうスキルや経験でも海外に出ると、希少価値がグンと一気に上がって、それに関しては〇〇さんみたいに話が来たりもします。
あと大事なのは、多少ムリ目とか面倒そうな仕事でも迷わずに受けることですね。
日本のように供給の方が多いのとは違い、海外だと供給不足なので、少しムリ目な仕事が来る可能性が高いです。
日本人として生まれて、わざわざ海外に行って暮らそうなどと普通の人は思わないと思います。
それだけ日本という国が恵まれた国ってことですね。
でも、そこを離れて海外に行ってみると、日本では得られない出会いや経験ができるんです!
私は、そういう出会いや経験が海外暮らしの醍醐味のひとつだと思っています。