先日、北朝鮮に行ったことがあるという友達の話を書きました。
詳しくはコチラ↓
その後、ふと朝鮮中央テレビのニュースを見ました。
北朝鮮のニュースと言えば、日本人の私たちはニュースでたまに見かけると思います。
話題はいつもロケットを発射の話題で、北朝鮮では地球観測衛星の打ち上げに成功したと報道されています。
さて、1948年に北朝鮮と韓国に分断されてからもう72年になります。
私がオーストラリアにいたのが1999年から2000年になる頃でした。
その頃、私は韓国人夫婦とシェアして住んでいました。
ご夫婦とも日本語を話すことができましたが、ご主人は日本語がかなり堪能でした。
そのご主人が、レンタルビデオを借りて来てNHKのニュースを良く見ていました。
たまに、北朝鮮のニュースが取り上げられていたのですが、それを見て私にこう言いました。
分断されて50年にもなるとかなり言葉が変わっていますね
その当時、私は韓国語はほぼ分からない状態でしたので、一緒に見ていても分かりませんでした。
先日、そのことを思い出し、私は実験をしてみることにしました。
韓国人の友達3人に同じ朝鮮中央テレビのニュースを見てもらい完璧に理解できるか訊いてみました。
見てもらったニュースはコチラ↓
ちなみに、こちらのニュースは日本語字幕もついています。
実験の結果は以下です。
ひとり目
Pさん、40代半ば、釜山出身
すべて理解できる
ふたり目
Jくん、30代前半、ソウル出身
理解はできるけど聞き取りにくい
三人目
Yくん、30代前半、ソウル出身
だいたい理解できる
元々は同じ言葉で、全く違うわけではないので当然理解はできるようです。
ただ、このアナウンサーの独特の語り口を抜きにしても、韓国語とはイントネーションが違うので聞き取りにくさはあるようです。
ちなみに私はどうかと言うと、70%くらいは理解できます。
やはり、朝鮮語のイントネーションに耳が慣れるまでは聞き取れない部分もありますが、少し慣れると理解ができます。
実は私、初めて韓国語を習った時の先生が韓国人ではなかったんです💦
中国の朝鮮族の方から習ったんですが、その先生の朝鮮語の訛りをそのまま身につけてしまったんですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
その後、韓国人の先生から習うようになり訛りを矯正してもらいました。
その先生のおかげで、今では韓国人にも私が日本人だとバレないくらいになれました。
その時の先生に本当に感謝ですね(人''▽`)
韓国でも方言があったりイントネーションが違ったりします。
慶尚南道の方に行ったことがありますが、イントネーションがソウルとは違って理解できなかったことがあります。
慶尚南道は釜山の方です。
ちなみに上の実験でひとり目に挙げたPさんは慶尚南道の出身ですが、言葉自体はソウルと同じでもやはり訛っています💦
とは言え、話している内容はきちんとしているし、訛りが強くはないのでコミュニケーションには全く問題ありません。
まとめると、分断されて言葉が変わっても南北で理解はほぼ問題なくできるということでした!