サワディかなぴー(^O^)
昨日の記事のブックマーク、スターまた記事をご覧くださっているみなさんいつもありがとうございます。
Shivaさん、パクって本家のフリという感じがせず控えめなオマージュだと私も感じます。
さて、先月初めの話になります。
コンドのオーナーさんが、10月に私のお部屋の用事で来てくれた時に、寝室のレースのカーテンがビリビリに破れていたので交換して欲しいとお願いしました。
彼はネットで注文するとのことで、その後注文して届けてくれました。
この話もちょっとしたハプニングがあったんですが、ここで書くと長くなるので別の記事で書こうと思います。
で、カーテンをオーナーさんがコンドのロビーの荷物置き場に届けてくれて私が受け取ったことをLINEで報告しお礼を伝えました。
私は、
”今までの私ならすぐに交換したと思うけど、今日はいろいろして疲れたから後日します。私もタイ人化して来てるわね(笑)”
と冗談半分で言いました。
すると彼は意外にも真面目な返信をしてきました。
”日本人は本当に真面目で勤勉ですね。タイ人とは仕事に対する真剣さも違う。そういう姿勢があったから日本は発展できたのだと思う。タイ人にはもっと物事に対し真剣に取り組んで欲しい”
”僕はタイ人には日本人を見習って、タイがもっと発展して欲しいと思っています。”
私は、この彼の予想外の真面目な返信に少し驚きました。
私にしてみれば、”5555(タイ語で(笑)の意味)、マイペンラ~イ(大丈夫)”と軽く返してくると思っていたんです。
以前に私が彼に、コンドの管理事務所の対応が非効率だったり真剣さに欠けてると言ったことを苦情をしてあげたことがあります。
すると彼は
”ここは他の国だからね、日本のようにはなかなかいかないし、すぐには変われないこともありますよ”
”日本のクオリティの60~70%くらいに期待値を下げた方が余計なストレスを溜めないですよ”
のように、半ば彼自身もタイの現状には呆れつつ、それを踏まえた上で、私を諭すようなことを言っていたんです。
でも、上の私へのメッセージが彼の本音だったんですよね。
彼は経営者なので、給料をもらって働く側ではありません。
日々の事業経営の中でも、恐らく従業員の姿勢に対し不満を抱えているのだと思います。
で、私はちょっと考えました。
カーテンの発注やデリバリーのお礼に何か良い物はないか・・・?
そこで私が思いついたのは👇
※以下タイ語版の写真はShopeeより引用

日本でも経営者を中心に読まれている、京セラの会長だった稲盛和夫さんの著書「生き方」のタイ語版を見つけました。
稲盛さんの著書は、これだけではなく複数タイ語に翻訳されています。
京セラのホームページを見ると、稲盛さんの出版物の各国語での翻訳版の情報もあります。
私はそこで見つけました。
タイでは、漫画だけではなく日本のビジネス書など実用書も数多くタイ語に翻訳されています。
なので、日本でよく知られているようなものはタイ語にも翻訳されている可能性が高いと私は予測して、京セラのホームーページで探してみたわけです。

タイ語版の書籍名は「生き方」ではありません。
直訳すると「遅さで勝つ」です。
サブタイトルは「日本の経営の神様による思考の原則」
その他に書かれていることは
「速い者が必ずしも先にゴールに辿り着くとは限らないから」
「日本で史上最も売れているビジネス書」
と、経営者が思わず手に取りたくなるような本です。
稲盛氏は、タイでも「経営の神様」としてとても尊敬されているそうです。
以下AIがまとめてくれた本書の内容です👇
この本は、京セラとKDDIを創業し、日本航空(JAL)を再建した「日本の経営の神様」稲盛和夫氏が、「人間として何が正しいのか」という最も根本的な問いを追求した不朽の名著です。
■ 最も重要な考え方:人生の方程式 本書の核心は、以下の公式に集約されます。
人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力
能力や熱意がどれほど高くても、「考え方」がマイナス(利己的、不誠実)であれば、結果は大きなマイナスになる。だからこそ、人間として正しい「徳」を持つことが成功の絶対条件であると説いています。
■ キーワードとフレーズ
-
「利他の心」: 自分の利益だけでなく、相手や社会の幸せを願って行動すること。
-
「真面目に一生懸命生きる」: 誰にも負けない努力を積み重ねることが、運命を切り拓く唯一の道。
-
「心を磨く」: 仕事を「精神修行」の場と捉え、人格を高め続けること。
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私自身も、Kindleで自分が大事だと思ったところにマーカーを引きながら拝読しました。

稲盛氏ほど超人的な努力や真剣さで仕事に向き合うことはなかなかできないです💦
ですが、多くの日本人は彼が本の中で繰り返し語っていることは意識して生きているし、仕事に対する姿勢も基本的には同じ考えでいると思います。
だからオーナーさん曰く、日本はここまで発展したわけです。
さて、私はこの本を彼の自宅宛てにオンラインショップのshopeeから直接届けました。
彼には事前に”この間の対応とカーテンのお礼にあなたの自宅に贈り物をするから受け取ってね”と連絡しました。
すると、”わあ、お気遣いいつもありがとう”と返信が来ました。
前は”グレンジャイ(遠慮する)”と良く言っていたのですが、最近言わなくなりました(*´艸`*)

彼の経営するホテルに本が到着したとshopeeから報告が来ました。
オーナーさんはちょうどバンコクに行っていて不在でしたが、到着した旨を私から連絡しておきました。
1週間後にバンコクからチェンマイに戻った彼から返事が来ました。

”受け取りました。本当にありがとう。僕のような忙しい経営者にとってはピッタリの本でとても気に入りました。日本の偉大な経営者の考えを学べますね”
”稲盛さんのことは僕も知っていましたが、JALの再建もされた方なのは知りませんでした”
やはり彼も経営者ですので、稲盛氏のことは知っていましたね。
もらった写真を見るととても疲れているように見えました。
私は返信しました。
”あなたが送ってくれた写真を見るとものすごく疲れているように見えるけど大丈夫?まだ朝早いから寝ぼけているような状態なだけならいんだけど 5555”
返信が来ました。
”昨日の夜あまり眠れなくて寝不足なんですよ。僕は寝不足だと一気に老けて見えます💦”
私は、その日は日曜日だったのでゆっくり休むように言いました。
そして、最後にひとこと言いました。
”前回あげた「食堂のおばちゃん」はほっこり癒し系の本だったけど、今回の本は全然そういう本じゃないから心して読んでね!寝る前に読まない方がいいかも💦”
彼からは”わかりました!”と返事が来ました。
今月初めに会った時に本をもう読んでいるか訊いたところ初めの方を今読んでいると言っていました。
この本は、初めの部分に本全体の重要なことが凝縮されて書かれており、そこだけでも恐らく彼としては学びが多いのではないかと私も読んでみて思いました。
で、私はふと思ったんです・・・
少し前に、賃貸契約書の更新が放置されている話を記事に書きました。
彼からは家賃を上げたいと言われていたのに、結局家賃を彼が上げない決断をしたことには、恐らくこの「生き方」の考え方の影響があったのではないか?と。
「利他の心」: 自分の利益だけでなく、相手や社会の幸せを願って行動すること
そしてタイ語版の本のタイトルの通り「遅さで勝つ」を取ったのだと思っています。
家賃の値上げによる直ぐの目先の利益のアップより、長期的に安定的な収益や関係性を築く道を彼は選んだのだろうと。
稲盛氏は仏門にも入ったそうですが、そういった点でもタイ人にとっては受け入れられやすい生き方や考え方だと思います。
そもそも見返りを求めない”タンブン”を日常的にしているタイ人なので、利他の精神は日本人以上に実はあるのかもしれません。
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