happykanapyのCebuライフ

アラフォー独身女性がフィリピンのセブからリアルな情報をお届けします!

【体験談】セブの病院に入院した私の理由は・・・日本じゃまず入院しない理由です💦

みなさん、おはようございます!

静かな朝を迎えて、仕事がはかどりそうです(∩´∀`)∩

 

さて、実は私、セブに来た年に入院しました💦

日本では入院するような大病に掛かったりや大きな事故に遭ったことは幸いに一度もありません。

そんな私なのですが、よりによって海外のしかもセブで入院することになりました。

今回は、セブの病院事情&私の入院生活について書きます。

 

 

 

フィリピン(セブ)の病院事情

フィリピンでは具合が悪くなるといきなり大きな大学病院や総合病院には行きません。

まずは、そういった病院の周りにある各お医者さんのクリニックに行きます。

そこで診察してもらって処方箋を貰い、近くのドラッグストアで自分で薬を買います。

ただ、一部の診療科は大病院でもしているようです。

私は、前の勤務先の入社前の健康診断で眼科に行って調べてくるように言われました。

その時は、総合病院に直接行きました。

総合病院は、基本的には入院施設と検査をする所という位置づけのようです。

 

もしセブに旅行で来た場合、ジャパニーズヘルプデスクのクリニックに行けばOKです。

そこなら日本語で診察予約、受付、診察も通訳してくれ、支払いも海外旅行傷害保険に加入していればそれで処理してくれます。

確か薬も自分で買いに行く必要はなくそこで貰えた記憶です。

もし、総合病院に行かなければならないようなことになっても、フォローしてもらえます。

 

www.j-helpdesk.jp

 

www.j-helpdesk.jp

 

 

私が病院に行った理由

私は普段から肩こりと首こりがひどくセブに来てからもずっと悩まされています。

来てからも頭痛の酷い時があり、その時ふと不安になったんです。

ひょっとして肩こりと首こりからくる頭痛ではないんじゃないのか???

そう思った私は、夜でしたがエマージェンシー(緊急救命センター)に行きました。

 

 

セブドクターズホスピタルへ

セブの総合病院で日本人を含め外国人が行く病院は以下のふたつの選択肢です。

その理由は医療レベルと施設のクオリティです。

中国系のチョンファ(Chong hua)病院セブ医科大学(Cebu Doctors University)病院です。

私は、セブ医科大学病院(セブドク)に行きました。

夜間ですがやはり数名待っていまして、結構待ちました。

ちなみに、こちらの病院は血液検査をすると結果が出るまで待たないといけません。

それでさらに2時間待ちみたいな感じです💦

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セブ医科大学(セブドク)の緊急救命センター

 

 

症状を話したら入院決定

上記の通りの症状を話しました。

すると、24時間のモニタリングをするから入院という話になりました。

えええ、入院ってちょっと大げさじゃない?って思いました。

入院の理由は肩こり・首こり頭痛です💦

これが私の人生初めての入院となりました。

 

 

点滴が下手過ぎて痛い( ノД`)シクシク…

その後、すぐに点滴をするという話になり看護師が来て点滴を始めました。

ところが、この看護師がめちゃくちゃ点滴が下手で痛いわやり直すわでえらい目に遭いました。

ついに、ちょっとベテランっぽい看護師が登場し再度やり直しです。

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点滴の後

 

車いすに出迎えられエックス線検査へ

その後、入院受入れの方の看護師がご丁寧に車いすで出迎えに来てくれました 笑

いやいや、私歩けますけど・・・

そのまま、エックス線検査を受けに行きました。

 

 

病室のランクを選択

入院となった私は病室をどうするか訊かれました。

ひとまず一人部屋にして欲しいこととシャワーが浴びられる静かな部屋をリクエストしました。

ローカルの人達もいて予算に限りがあるので色々ランクがあるみたいです。

この部屋、実は落とし穴があったんです。

それは、

シャワーはできるけど温水シャワーはできないΣ( ̄ロ ̄lll)

そうです・・・こちらでは温水シャワーは標準ではないのです。

ローカルは普通に水シャワーです💦

 

入院すると、入院セット?をもらえます。

入院中に使うものがいろいろセットになっているセブドクオリジナルです。

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セブドクのオリジナル入院セット

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ひたすら点滴が終わるのを待つ

部屋は、日本だと少し古くなった病院レベルの部屋です。

日本人でも、人に寄るかもですがまあ何とかいられる部屋です。

ただ、病院ですけど静かではないです💦

私の部屋がナースステーションのすぐ近くだったのですが、看護師の世間話の声がずっと聞こえていました。

フィリピンでは「病院=静か」ではないらしいです。

 

 

病院食が質素

病院食はもちろん提供されますが、あまりの質素さに驚きました。

これも料金によって変わるのかも知れませんが、やっぱりフィリピンは食事に関しては病院であっても無頓着なようです。

味は・・・病院食ですのでね💦

この食事で長期入院は正直キツイです。

何気に不便なのは、スプーンとフォークは入院セットで配布された物なので、使った後は自分で洗わないといけないんです。

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朝から揚げ物

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ランチも質素

 

 

売店なしの病院はめちゃくちゃ不便

まさか入院になるなど予想もしなかった私は着の身着のままで来ました。

病院着なんてものはありませんので着の身着のままです。

とりあえず必要な物を調達しようにもこの病院には売店もないんです。

そこで、同僚に頼んで買い物をして持って来てもらいました。

日本も独り身の入院は不便ですが、フィリピンはもっと不便です。

基本的に大家族なので独り身っていない前提なんだと思います。

 

 

一泊で退院するつもりが退院できず

入院してからすぐに部屋のオーナーさんに連絡しました。

そうしたら、なんと3時間かけてセブの反対側から朝8時に来てくれました!

 

モニタリングは24時間という話で、特に問題もなかったので退院して良いと言われました。

私もそのつもりだったのですが、退院する場合は支払いを決められた時間内に事務所に行ってしないとできないんです。

そんなことを知らない私は一体いつ退院できるのかと待っていました。

結局退院できず、無駄にもう一泊入院となりました。

 

 

退院手続きと支払いをして無事退院

不本意な入院延長となった私は、明日こそは絶対退院しようと翌朝事務所のオープンを狙って支払いに行きました。

私は旅行者ではなく、フィリピンで雇用され保険に加入しているので保険が適応されます。

実際の請求は10,000ペソ(約20,000円)を超えていましたが、実際の支払いは650ペソ(約1,300円)程度で済みました。

 

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入院費用の領収書など

 

 

無事退院が長期の苦しみの序章に・・

無事退院したのですが、この経験がその後1年にも渡る苦しみの始まりになったんです。

その理由は処方された薬です。

その話はまた機会をみて別で記事を挙げたいと思います。